世附(よづく)の百万遍念仏


今は湖底に沈んでしまった、山北町世附地区の能安寺で行われていた600年以上の歴史を誇る念仏修行で、県の指定無形民俗文化財。かつては、2月の15日から17日まで行われていたが、現在は向原に移転した能安寺で2月中旬の土曜、日曜日に行われている。

長さ9m、302個の巨大な数珠を世附(よづく)の百万遍念仏保存会の若い衆が、途切れないように交代しながら回していく。これが、かなりの力とコツがいるようで、膝を上手く使わないとキレイな放物線は描けない。休憩時間に一般の人も回せる機会があるのだけど、毎年来ているような人でないと、連続で回せなかった。保存会の方も失敗すると仲間から親愛のこもったブーイングと激しい檄が飛ばされる。

念仏が終わると、獅子舞と遊び神楽が披露される。元々は念仏信仰とは結びついておらず、19世紀初頭に伝わったものらしい。現在は百万遍念仏と一緒に行われている。

 

 

西かながわ写真帖


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